イベントナースとは?主催者が知らないと危険な「医療配置の考え方」と依頼前に必ず確認すべきこと

イベントを開催する際、「万が一の体調不良や怪我に備えておきたい」と考える主催者は年々増えています。その中で注目されているのが イベントナース の存在です。

しかし実際には、

  • イベントナースとは何をしてくれるのか
  • 救護員との違いは何か
  • 病院や救急との関係性はどうなるのか
  • 本当に依頼・手配が必要なイベントとはどんなものか

こうした点が曖昧なまま、形だけ看護師を配置しているケースも少なくありません。

この記事では、「イベントナース」という言葉だけでは見えてこない、本当に安全なイベント医療体制の考え方を、主催者目線で詳しく解説します。


目次

イベントナースとは何か?単なる「救護係」ではない理由

イベントナースとは、イベント会場に常駐し、来場者やスタッフの体調不良・怪我に対して医療的判断を行う看護師のことを指します。

重要なのは、
イベントナースは“医療判断ができる専門職”であるという点です。

例えば次のような場面で、判断の質が大きく変わります。

  • その場で休ませてよいのか
  • 救急車を呼ぶべきか
  • 病院へ行く場合、どの診療科が適切か
  • 付き添いが必要かどうか

これらは、医療知識と現場経験がなければ判断できません。
単なる応急処置要員ではなく、「病院につなぐ前段階の医療責任者」 という役割を担います。


イベントに医療体制が求められる時代背景

以前は「大きな事故が起きなければ問題ない」という考え方が主流でした。しかし現在は、次のような理由からイベントナースの手配が重要視されています。

① 来場者の年齢層・健康状態が多様化している

  • 高齢者
  • 小さな子ども
  • 持病を抱えた人
  • 妊娠中の方

イベントは“健康な成人だけの場”ではありません。

② SNS・口コミ時代のリスク管理

救護対応が不十分だった場合、その対応自体が問題視される時代です。

「倒れた人がいたのに医療スタッフがいなかった」
この一言で、イベントや企業の信頼は簡単に損なわれます。

③ 主催者責任の明確化

万が一の事故が起きた際、「どのような医療体制を敷いていたか」は必ず確認されます。
イベントナースを依頼しているかどうかは、リスク管理をしていた証拠にもなります。


イベントナースを依頼・手配すべきイベントの特徴

すべてのイベントに必須というわけではありませんが、次の条件に当てはまる場合は、イベントナースの依頼を強く検討すべきです。

・来場者が100名を超える

人数が増えるほど、体調不良の発生率は上がります。

・屋外イベントである

熱中症、脱水、転倒などのリスクが高くなります。

・長時間開催される

疲労の蓄積による体調不良が起こりやすくなります。

・子どもや高齢者が多い

医療的判断がより慎重に求められます。

・スポーツ・ダンス・体を動かす要素がある

捻挫・打撲・転倒などが発生しやすくなります。


病院・救急との関係性をどう考えるべきか

「何かあれば病院に行けばいい」「救急車を呼べばいい」と考える主催者もいますが、ここに大きな落とし穴があります。

救急車は“判断が必要”

救急車は誰でもすぐ呼んでよいものではありません。
本当に緊急性があるかどうかを判断する必要があります。

イベントナースは、病院へ搬送すべきかどうかを医学的に判断し、不要な救急要請を防ぐ役割も担います。

病院に行く=安全ではない

病院に行くことでかえって混乱するケースもあります。

  • 長時間待たされる
  • 本人が疲弊する
  • 主催者やスタッフが付き添いで離脱する

現場での適切な判断が、イベント全体の安全性を高めます。


イベントナースを「依頼」する際に必ず確認すべき5つの視点

イベントナースの手配は、どこに頼んでも同じではありません。

① イベント現場の経験があるか

病院勤務経験だけでは不十分です。
イベント特有の混乱や判断スピードが求められます。

② 医療行為の範囲を理解しているか

できること・できないことを明確に説明できるかが重要です。

③ 主催者との連携力があるか

医療専門用語を並べるだけでなく、主催者にわかりやすく説明できるか。

④ 事前準備をサポートしてくれるか

当日だけでなく、事前の医療リスク整理ができるかどうか。

⑤ 万が一の際の報告・記録体制があるか

後から振り返れる体制が整っていることは、主催者にとって非常に重要です。


イベントナースを手配することで得られる“見えない価値”

イベントナースの配置は、単なる「保険」ではありません。

  • スタッフの心理的安心感
  • 来場者への信頼性
  • イベント全体の運営の安定
  • トラブル時の冷静な対応

これらは数値化しにくいものですが、イベントの成功には欠かせない要素です。


365ナースすぅまるがイベントナース分野で重視している考え方

365ナースすぅまるでは、イベントナースを「現場に立つ医療責任者」として位置づけています。

  • 医療判断を現場で完結させる
  • 主催者に過度な負担をかけない
  • 病院・救急と適切につなぐ
  • イベントの流れを止めない

この考え方をもとに、イベント内容に応じた看護師を手配しています。


イベントナースの依頼・手配を検討している方へ

イベントの安全性は、目に見えない部分で決まります。
何も起きなかったイベントほど、実は「医療体制が正しく機能していた」証拠でもあります。

イベントナースの依頼・手配は、
トラブルを防ぐためのコストではなく、イベント価値を守るための投資です。


まとめ

  • イベントナースは単なる救護係ではない
  • 病院・救急につなぐ前の医療判断が重要
  • 主催者責任と信頼性を守る役割を持つ
  • 依頼先によってイベントの安全性は大きく変わる

イベントナースを正しく理解し、適切に手配することが、
これからのイベント運営には欠かせません。

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私たち365ナース すぅまるでは、企業イベントやライブ、スポーツイベント、地域フェスなど、さまざまな規模・形式のイベントに対応した看護師派遣サービスを提供しています。
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